ぜんぽーじ日記
東日本大震災から10年が経ちました。あの日のことを忘れないようにと写真や資料を展示しました。すると幼児クラスは興味深そうに手に取って見たり、「こんな風になっちゃったんや!!」と思いを募らせていたようでした。
3月11日に地震や津波を想定しての避難訓練がありました。子どもたちに東日本大震災についての話をしたり、実際に現地に行った職員の話を聞いたりしました。その後、地震の揺れに対応して机の下に避難したり、津波を想定して向かいのマンションの5階まで避難しました。「このマンションの3階くらいまで津波がきたんだよ」と伝えるとびっくりしていました。「てんでこばらばら(東北の方言)」「みんなばらばらに逃げて自分の命は自分で守る」とこの大切さを伝えました。幼児クラスの子どもたちと一緒に亡くなられた方のご冥福をお祈りして黙とうをしました。